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「シャーク×サルベージ」

第11章 あとがき!

「シンシア」2023.11.9


同じく主人公のひとりシンシアも「浮遊空母」に登場するヒロイン

ネーミングの由来は日本のメタルバンド、シンティアをモジッて命名


絶対的エースとして登場させていました


今作でのシンシアは退役後、いちど宇宙へ旅立ち秘密命令を受けて地球へ帰還しています
 ドイツの連邦空軍ハノーヴァー研究所に所属し民間パイロットとして勤務
 今回は特例を受けて連邦海軍へアルバイト出向というかたちでフランスのキベロンに出向いている設定です


連邦空軍時代はエースパイロットとして一個中隊の隊長を勤めていましたが、今作では新人モビルスーツ乗りとして皆と和気あいあいとリラックスした日常を過ごさせています


これは以前の空軍時代のクールビューティーな雰囲気からナオトと出逢った事により口数が増え、同列の仲間が出来やすくなった、という雰囲気にしたため、本人も気楽になったのだろうなと親心的にも良かったなと思ってます

(浮遊空母のときはもっとツンケンさせていましたから)


今回の戦闘シーンはもう少し出ずっぱりにする予定で「シンシア編」というからにはすべての戦闘シーンに登場させるつもりでした

書き終わった今となっては「メガロドンの章」のときジェムとシンシアが複座式に乗せるのでは無かったな、と後悔しています

クラウディアと入れ替えておけば、その後の「ノヴァvsジェム」が「シンシアvsジェム」となり

クライマックスである「対決の章」のときにシンシアの大ピンチのときにナオトが助けに来る、というふうにしておいたほうが劇的だったように思いますね、ちょっと失敗だったのかもしれません


まあ、そのおかげでラストの〈美味しいとこ獲り〉が出来たのですが……

脚本って大事ですね


ちなみに今作で詳しい説明はしませんでしたが、本人のセリフで「呪われている」と書いたのは「エターナル計画」の実験体で、肉体が老化しない宿命を背負っています
そしていつか来る急激な老化と突然死におびえています

その詳しい内容は前作の「浮遊空母」でしるしています





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