
緋色の罠
第2章 緋の想い
淫らな遊びはさらにエスカレートしていった。
ある日インターネットで、女性用のオモチャを扱っているショップを見つけた。俗に言う大人のオモチャだ。
次第に自分の指では物足りなくなっていたので、熱心にそのショップの商品カタログのページを読んだ。何日も迷った挙句、初心者用セットなる物を購入した。
夫に気づかれないよう、商品の配達日時を平日の昼間の時間に指定にして商品を受け取り、タンスの自分の下着をしまってある引き出しの奥に隠した。いつものように夫を見送ってからそれを取り出して取り扱い説明書を読んだ。
いやらしい期待で妖しく高鳴る胸を抑え、いつものように裸になり、買ったばかりの器具を自分の身体で試した。
すると…指でするのとは全く違う次元の快感がスパークした。
しばらくご無沙汰の本物のセックスに似ているが、人間の男性のものとは異質の感覚に体内をかき回され、たまらない快感にのたうつ。
電動機械の容赦ない動きはある意味、人間の男以上だった。その強烈な快感は一度味わったら忘れられない。
わたしはその禍々しい男根の姿をしたバイブレーターの虜になった。
ある日インターネットで、女性用のオモチャを扱っているショップを見つけた。俗に言う大人のオモチャだ。
次第に自分の指では物足りなくなっていたので、熱心にそのショップの商品カタログのページを読んだ。何日も迷った挙句、初心者用セットなる物を購入した。
夫に気づかれないよう、商品の配達日時を平日の昼間の時間に指定にして商品を受け取り、タンスの自分の下着をしまってある引き出しの奥に隠した。いつものように夫を見送ってからそれを取り出して取り扱い説明書を読んだ。
いやらしい期待で妖しく高鳴る胸を抑え、いつものように裸になり、買ったばかりの器具を自分の身体で試した。
すると…指でするのとは全く違う次元の快感がスパークした。
しばらくご無沙汰の本物のセックスに似ているが、人間の男性のものとは異質の感覚に体内をかき回され、たまらない快感にのたうつ。
電動機械の容赦ない動きはある意味、人間の男以上だった。その強烈な快感は一度味わったら忘れられない。
わたしはその禍々しい男根の姿をしたバイブレーターの虜になった。
