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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第4章 カタログ NO 3 同棲カップルが2年えっちするだけの話

頭の匂いを嗅いでいた
彼の顔が下がって来て

そのまま チュウっと項に吸い付かれて

項に舌を這わされる


「ちょ、透真?お風呂…まだだよ?
あ、そうだ。どうする?お酒飲む?
ホットウーロン茶用意しようか?」

「ん~?どっちでもいい~」

自分の後ろから透真の
どっちつかずな返事が返って来て
彼の舌が項を這ったままで
スルスルとお腹の辺りに
回されていた手が上へと来て
服の上からおっぱいを揉まれる

「ねぇ。透真、お風呂は…?
ゆず湯にするんでしょ?」

「うん、ゆず湯…は入るけどさ。
でもまだお湯張り中じゃん?」

それって要するに

お風呂のお湯が入るまでの時間

人の身体をまさぐって待ちますと言う

意味…だよね?

「帰りの車の中でののかがしたみたいにさ、
俺からもしたいんだけど?
してもいい?ののか、いいでしょ?」

彼がそう左の耳元で囁いて来て

右手の指が右の耳を這う
耳の顔の方の根元にある
でっぱったコリコリとした部分を
指先で押されて
その部分ごとその軟骨の根元を
グイグイと押し上げられると

ブルっとののかの身体が震える

「ふ、…んんッ…透真ぁ、そこ
何か、変な感じ…する…ぁん」

「耳珠(じじゅ)と言うらしいよ?
耳の中でも感じ易い場所なんだってさ、
どう?ののか、ここ気持ちいい?」

どうだとでも聞きたげに
指でそこを押されてしまいながら

左の耳の同じ場所も舌で愛撫される

左右の耳の同じ場所を同時に責められて

耳のその部分から
耳の奥が張りつめる様な感覚と
それと同じくして
こめかみの裏を通って
頭の方へと 脳の方へと
蕩ける様な柔らかい
快感が抜けて行くのをののかは感じて居た

「ふぁ、…んんっ、
一緒にしちゃ…や、だっ」

「嫌?嫌そうな顔でもないけど?
ここは可愛がられても、感じない?」

そうは 聞いては来るけど

感じてない…なんて事は無い

感じてはいる 気持ちいいのは分かる

耳の縁や中に舌で舐められるのとも違う

兎に角 甘いのだ

甘い 快感が脳みそに直接

そこから 痺れて伝わって来る

その快感が 耳珠から脳へ抜ける

その道を通るのも また心地いい

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