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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第5章 カタログ NO 4 とあるカップルの週末

どうする?と透真が
隣のののかに尋ねていて

「時間あるし、私はいいけど?」

「一緒に乗るか?」

そんな相談を

透真とののかがしている内に

石黒とゆりかは それぞれ

別のカートのスタンバイしてるから

4人でレースをしたいと言う事なのかと

そう理解して

とりあえず それぞれに別れて

透真とののかもゴーカートに乗り込んだ


本格的なゴーカートで
ちゃんとスタートを知らせる
シグナルが赤から黄色 

そして 青へと変わって

スタッフの人の合図と共に
4台のカートでスタートしたが

スタートからべた踏みの加速で
ゆりかのカートがスタートして行って

その離れた1台を3台で追いかける

「気をつけろよ、アイツは
ゴーカートでドリフトする女だかんな。
普段はおっとりしてるが、
ハンドル握るとああなる、性質悪ィ」

ゴーカートであんなスピード出せるのか?

果たしてブレーキ踏んでるのかと
思わせる様なそんな
ゆりかの走りっぷりでしか無いが

タイヤを鳴らしながら
コーナリングする人は
ゴーカートでは見た事は無い

「俺は、アイツとは、
サーキットで出会ったんだ」

そう言えば石黒は
サーキットに走りに行くのを
趣味にしてた時期があったなと

透真はその話を聞いて
前に石黒からそんな話を
聞いた時の事を思い出したのだが

「あのさぁ、石黒。
もしかしてって思ってさ、
聞くんだけどさ…」

透真が加速して
律のカートの横につけると

「んあ?何だよ?透真」

「あの、お前の彼女のさ。
ゆりかって名前の子。
レースクイーンかなんかなの?
スレンダーだし、身長も低めだけど
身長の割に手足長くてスタイルいいし
何より顔が、整ってんじゃん?」

「そんな大層なモンじゃねぇよ。
アイツは、地方のサーキットの大会の
バイトのグリットガール止まりだ。
んな事はいいんだがよ、雨宮。
お前の嫁、どうなってんだよ。
お前の嫁も、運転上手すぎんだろーがよッ」

知らない内に抜かされていた様で
前でののかがゆりかと
2台で競り合っていたから

「石黒、追いつこうぜ」

「あったりめぇだァ!」

結局 4台で抜きつ抜かれつしながら

ゆりかが1位でゴールをして

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