
おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第5章 カタログ NO 4 とあるカップルの週末
ちょっと離れた所で待っていた
ゆりかの元に石黒が戻ると
「ほらよ、食え」
「うん、食べる」
海沿いの遊歩道に沿って
設置してあるベンチに腰を降ろして
嬉しそうな顔をして美味しそうに
ソフトクリームを頬張るゆりかを見ていた
さっきのホテルで食べた
4万円相当のコース食べてる時と
この数百円のソフトクリーム食ってる顔と
そんなに変わらない様子なのを見ると
それはそれで 安心してしまって
「ゆりか、美味めぇか?」
「うん、美味しい」
よしよしとまた
その温かい手に頭を撫でられてしまって
「…好き?」
「あん?何がだ?急に」
「石黒さん、いつも
私の頭すぐ撫でて来るから、
頭撫でるの好きなのかと思って」
そうだな コイツを見てると
昔を思い出す
今は実家に残して来てる
少し年の離れた
下の弟と妹の事を思い出す
「それはあれだァ…、お前が
子供みてぇだから。放っとけねぇし。
気ィ、付いたら、撫でちまってる」
「でも、好き…です」
「あ?」
ふふふとゆりかが
さっき石黒が撫でた部分を
自分の手で押さえながら嬉しそうに笑って
「石黒さんに、今みたいに
頭、撫で撫でして貰うの。
好きなんです、私」
ぐしゃっと今までの
ナデナデとは違う撫で方で
髪を乱す様に撫でつけられてしまって
スルスルとその手の指の背で
石黒が目を細めながら
ゆりかの頬を撫でて来て
その 撫で方の意味が
さっきまでと違うのが
ゆりかにも伝わるから
ぴくっと小さくゆりかが
少し身体を硬くして反応する
「ゆりか…」
「い、石黒さん?
あのっ、か、顔が…近いですッ」
すぐ目の前に石黒の顔があって
「…食わせろ」
ドキッと思わず
その石黒の食べたいに
あらぬ妄想をしてしまって
ソフトクリームを買った時に
あっちの人が付けてくれていた
透明のプラスチックのスプーンで
ソフトクリームを一口分すくうと
こちらに顔を近付けて来た
石黒の方へそれを差し出して
「はい、どうぞ」
あ…ん と口を開いた
石黒の口の中にスプーンですくった
ソフトクリームを ゆりかが入れると
「甘ぇ…な」
「ソフトクリームは甘いです」
「けどよ、やっぱ、甘ぇわ」
そうソフトクリームが甘いのは
当たり前なのに
石黒が不満そうに言って来るから
ゆりかの元に石黒が戻ると
「ほらよ、食え」
「うん、食べる」
海沿いの遊歩道に沿って
設置してあるベンチに腰を降ろして
嬉しそうな顔をして美味しそうに
ソフトクリームを頬張るゆりかを見ていた
さっきのホテルで食べた
4万円相当のコース食べてる時と
この数百円のソフトクリーム食ってる顔と
そんなに変わらない様子なのを見ると
それはそれで 安心してしまって
「ゆりか、美味めぇか?」
「うん、美味しい」
よしよしとまた
その温かい手に頭を撫でられてしまって
「…好き?」
「あん?何がだ?急に」
「石黒さん、いつも
私の頭すぐ撫でて来るから、
頭撫でるの好きなのかと思って」
そうだな コイツを見てると
昔を思い出す
今は実家に残して来てる
少し年の離れた
下の弟と妹の事を思い出す
「それはあれだァ…、お前が
子供みてぇだから。放っとけねぇし。
気ィ、付いたら、撫でちまってる」
「でも、好き…です」
「あ?」
ふふふとゆりかが
さっき石黒が撫でた部分を
自分の手で押さえながら嬉しそうに笑って
「石黒さんに、今みたいに
頭、撫で撫でして貰うの。
好きなんです、私」
ぐしゃっと今までの
ナデナデとは違う撫で方で
髪を乱す様に撫でつけられてしまって
スルスルとその手の指の背で
石黒が目を細めながら
ゆりかの頬を撫でて来て
その 撫で方の意味が
さっきまでと違うのが
ゆりかにも伝わるから
ぴくっと小さくゆりかが
少し身体を硬くして反応する
「ゆりか…」
「い、石黒さん?
あのっ、か、顔が…近いですッ」
すぐ目の前に石黒の顔があって
「…食わせろ」
ドキッと思わず
その石黒の食べたいに
あらぬ妄想をしてしまって
ソフトクリームを買った時に
あっちの人が付けてくれていた
透明のプラスチックのスプーンで
ソフトクリームを一口分すくうと
こちらに顔を近付けて来た
石黒の方へそれを差し出して
「はい、どうぞ」
あ…ん と口を開いた
石黒の口の中にスプーンですくった
ソフトクリームを ゆりかが入れると
「甘ぇ…な」
「ソフトクリームは甘いです」
「けどよ、やっぱ、甘ぇわ」
そうソフトクリームが甘いのは
当たり前なのに
石黒が不満そうに言って来るから
