おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第6章 カタログ NO 5 秘密の個人授業 前編
獅堂としては…
私の個人のLINEが知りたかったのだろうが
すまないな…獅堂…それは出来ないんだ
納得の出来なさそうな獅堂に
仕事用のLINEで友達登録して
トークルームにスタンプを送信すると
「普通のLINEみたいに、
個人のやり取りも出来るんですね」
「ああ、夜中は返事しないがな。
さて、定刻になったから始めるか?」
補習授業を始めて
ホワイトボードを埋め尽くしてしまって
最初に書いた辺りを消すかと
若葉が思いながら
ホワイトボードのイレーザーに
手を伸ばすとコロンと
イレーザーが床に転げ落ちてしまって
若葉が落ちたイレーザーを
拾い上げて顔を上げると
頬杖をついて獅堂がウトウトと
舟をこいで居眠りをしてるのが見えて
その整った 寝顔に見惚れてしまっていた
あの獅堂が昼寝するなんて珍しい…な
昨日は居眠りをしていたのを
獅堂に見られて居たのだ
見つめ返しても文句はあるまい
それにしても まつ毛長いな
こちらとしては素のまつ毛で
これだけの長さがあるなんて
裏山しい限りではある
「獅堂、ここまでの内容は
ノートはとれているか?」
そろそろ続きを書きたいし、
消したいんだがな」
若葉のその言葉に
獅堂がハッとして目を醒まして
パチッと目が合ってしまった
「どうしたんだ?獅堂、お前が
居眠りなんて初めてじゃないのか?」
「すっ、すいません、先生。
そのっ、お恥ずかしい話なんですが、
遠足の前の日の子供みたいに
なかなか夜に…寝付けなくて…」
そう恥ずかしそうにしながら
獅堂がこちらに言って来て
その顔を見ていると…
やっぱり彼も…普通の高校生で…
そんな風に 夜を…楽しみに
していると…言われてしまっては…な
悪い気は…しない…と
そんな風に感じてしまってる
そんな自分が居るのは確かで…
「そうだな、花火も随分と
長らく観に行けて無かったしな。
浴衣だってタンスの奥に
押し込んだままだったからな。
しまわれたままなるよりは、
浴衣としての仕事も果たさせてやらねばな」
ふんわりと穏やかな笑みを
若葉が獅堂に向けて来て
驚いた様な顔をしていたから
私の言った言葉は彼からすれば
意外な言葉だったのかも知れないが
私の個人のLINEが知りたかったのだろうが
すまないな…獅堂…それは出来ないんだ
納得の出来なさそうな獅堂に
仕事用のLINEで友達登録して
トークルームにスタンプを送信すると
「普通のLINEみたいに、
個人のやり取りも出来るんですね」
「ああ、夜中は返事しないがな。
さて、定刻になったから始めるか?」
補習授業を始めて
ホワイトボードを埋め尽くしてしまって
最初に書いた辺りを消すかと
若葉が思いながら
ホワイトボードのイレーザーに
手を伸ばすとコロンと
イレーザーが床に転げ落ちてしまって
若葉が落ちたイレーザーを
拾い上げて顔を上げると
頬杖をついて獅堂がウトウトと
舟をこいで居眠りをしてるのが見えて
その整った 寝顔に見惚れてしまっていた
あの獅堂が昼寝するなんて珍しい…な
昨日は居眠りをしていたのを
獅堂に見られて居たのだ
見つめ返しても文句はあるまい
それにしても まつ毛長いな
こちらとしては素のまつ毛で
これだけの長さがあるなんて
裏山しい限りではある
「獅堂、ここまでの内容は
ノートはとれているか?」
そろそろ続きを書きたいし、
消したいんだがな」
若葉のその言葉に
獅堂がハッとして目を醒まして
パチッと目が合ってしまった
「どうしたんだ?獅堂、お前が
居眠りなんて初めてじゃないのか?」
「すっ、すいません、先生。
そのっ、お恥ずかしい話なんですが、
遠足の前の日の子供みたいに
なかなか夜に…寝付けなくて…」
そう恥ずかしそうにしながら
獅堂がこちらに言って来て
その顔を見ていると…
やっぱり彼も…普通の高校生で…
そんな風に 夜を…楽しみに
していると…言われてしまっては…な
悪い気は…しない…と
そんな風に感じてしまってる
そんな自分が居るのは確かで…
「そうだな、花火も随分と
長らく観に行けて無かったしな。
浴衣だってタンスの奥に
押し込んだままだったからな。
しまわれたままなるよりは、
浴衣としての仕事も果たさせてやらねばな」
ふんわりと穏やかな笑みを
若葉が獅堂に向けて来て
驚いた様な顔をしていたから
私の言った言葉は彼からすれば
意外な言葉だったのかも知れないが