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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第7章 カタログ NO 5 秘密の個人授業 後編

こっちもあまり流暢にはして居られない

こいつらはアホだと思う

縛るんだったら 足も縛れと

多分 そうしたら足も縛られるだろうが

三柴の貞操には代えられないからな

後ろ手で拘束されている
結束バンドを外す方法も知ってはいるが
これ以上三柴をこいつ等の好きには
させて置く訳には行くまい

多分ここで 私が大暴れすれば
アイツ等もこっちを先にとなるだろうしな

「三柴に、手荒な真似をするなと
私が言ったのは、忘れたのかッ!!」

ヒュンっと軸足で両手が使えない分も
バランスを取りながら
回転の力を加えつつ 蹴りを弧を描いて放つ

『ぐあぁあっ』

若葉の放った蹴りが
一番近くに居た男の頸に
綺麗に入って そのままその男が
倒れる上にドサッと若葉も倒れ込んだ

『お前ッ…!、邪魔してんじゃねぇよ』

床の上に転がっている
若葉に向かって
地面を殴りつける様にして拳が飛んで来て

ゴロゴロとそれを回転しながら避けると

殴りつけて来た男の拳は
先程 蹴り飛ばして倒れている男に当たる
まぁ乗っていた私の下敷きになって居たからな
あの男も気の毒だがまぁ丁度いい

『ちょこまか、避け…てんじゃねぇ!』

「そうか、だが、避けた方がいいぞ?」

そう下からその男を見上げつつ
二ッと若葉が笑うと
下から思いっきり男のみぞおちに
自分の膝を食らわせて 

呻き声をあげながら地面に蹲っている内に

三柴の前まで移動して声を掛けた

「三柴、大丈夫か?」

「は、は…い、大丈夫…です。
せ、先生…あの、いいですか?」

そう後ろから震えた声が聞こえて来て

2人は動けない感じだが
もう一人リーダー格の男が残って居て

『やってくれるねぇ、先生さんよぉ。
先生には、躾けがいるんじゃねぇの?
それも、うーんと厳しいヤツが』

そう言ってこちらに掴みかかて来るので
もう一度 蹴り飛ばそうとして構えるが

手でバランスを取れないので
僅かに体幹がぶれてしまって
威力がそがれた蹴りになると

ガッと足首を掴んで止められてしまって
そのまま床の上に倒されると

『足癖の悪い先生だな?
先生のその悪さばっかりする足は
悪さが、出来ない様にしとかねぇと』


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