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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第7章 カタログ NO 5 秘密の個人授業 後編

もうこれ以上は時間は稼げそうにないなと

こんな事ならもっとちゃんと
護身術とか実践向きなのを
あの頃に習って置けば良かったと
後悔をした所で遅い訳でしかなくて

後ろ手に縛られたままで
両足を膝を曲げた状態で
それぞれ左右の膝の下の位置で
粘着テープで巻かれてしまって

これでは もう 抵抗は出来ないから

万事休す…か?

とそう思った時だった

「先生…」

後ろから三柴の声が聞こえて来て

「三柴?」

「先生、正当防衛…付きますよね?これ」

三柴の言う正当防衛という言葉に
ある事を若葉が思い出して

「ああ、許可する。
後は大人に任せろ、三柴」

「はい、じゃあ…遠慮しない感じにします」



ーーーー
ーーー
ーー





それから 10分もしない内に
駐在さんを伴って
獅堂 石黒 宇梶 岡崎 魁人が

その倉庫に勢い良く入って来たのだが

その光景に

一同が目が点になってしまっていて

「先生っ!三柴っ、大丈夫か?」

「オイオイ、どうなってんだよ?」

それもそのはずだ

大の男3人が 床の上に伸びていて

気絶してる男3人は粘着テープで

身体をぐるぐる巻きにされて居て

私は腕と足の自由を奪われていて

三柴がその足の粘着テープを
外そうと格闘している最中だったからだ

「見ちゃダメッ!!」

そう三柴が男性陣にそう叫ぶと
乱れた若葉の浴衣の裾を戻す

とりあえず その状態のままで
一緒に連れて来て貰った
駐在さんに事の次第を説明すると
無線で応援を呼んでいたので

祭りの本部に詰めていた
本署の巡査さんが応援に来てくれて
3人の男達は連行されて行ったが

「で、若葉チャンがあれやったの?」

宇梶がパトカーで連れていかれた
伸びた3人の方を指差して言うと

若葉が 違うと
首を横に振った

三柴は三柴で新田と杏奈達が迎えに来て
そのまま花火を観に行ってしまって

「私は、学校への報告があるから。
お前等も花火を観て来て良いぞ?
それこそ、渡辺達だけなのも心配だからな」

渡辺達を待たしているのも
それはそれで危険だからと
獅堂達に戻る様に促すと

「んじゃ、俺らはあっち戻るわ。
獅堂、若葉チャン頼んだぞ?」

そう言って 獅堂だけを残して
戻って行ってしまった


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