おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ
第8章 NO 6 にゃんにゃんにゃんの日
「強引は強引でも、
その強引のさ、種類があるじゃん」
「種類…の問題なの?なら…さ
強引な俺とか…どう?ののか」
そう言って 透真が持っていた
ワインの栓を抜くと
無理やり 空にさせた
ののかのグラスに赤ワインを注いでいく
トクトク…トク…と
グラスがワインで満たされて行く
「わざわざ飲んでるグラスを
無理やり空けさせて、ワインを
飲ませようとして来る人の事?」
「いいじゃん。どうせ明日はさ
天皇誕生日で仕事やすみでしょ?
少し位、ワイン飲んでさ、
酔っちゃってもさ、宅飲みなんだし
帰れなくなる心配もないんだからいいでしょ?」
そう言ってさっきまで
ウイスキーのウーロン茶割を
飲んでいた自分のグラスに
透真がドボドボとワインを注いで
ののかがその透真の行動に
驚いた感じで目を見開いて居て
「せめて、グラス…変えたらいいのに。
香り、混じっちゃうよ?透真ッ」
「ワイルドで、男らしいでしょ?
喉元過ぎれば同じだって。
ののかはそんな事気にするの?」
「気にするよ。悪いの?
サングリアはワインベースだから
まだそこまで違和感もないだろうけど…」
クイッとののかがグラスの
ワインを傾けてコクリと喉を鳴らした
「でもさ、家に
買って良かったよな、ワインセラー」
ののかが立ち上がると
買い置きしてあった八朔を手に取って
皮を剥いて果肉を取り出して行く
オイル漬けになっているオリーブの実を
スライスして プロシュートに
それを包んで畳んで行く
「まぁ、透真が
良かったんだったらいいけど。
この、プロシュートはさ、
ローソンで売ってたやつなんだよ?
美味しそうじゃない?」
八朔とオリーブを包んだ
プロシュートを白い皿に並べて
その上からバジルソースを散らすと
透真の前にどうぞと言って置いた
透真がその皿を眺めていて
出された物に手を付けないので
「どうしたの?透真。
それ、食べないの?」
「いやさ…。
生ハムと言ったらメロンみたいな
そんなイメージがあるんだけど。
生ハムと、八朔の組み合わせは
斬新だなってそう思ってさ…」
その強引のさ、種類があるじゃん」
「種類…の問題なの?なら…さ
強引な俺とか…どう?ののか」
そう言って 透真が持っていた
ワインの栓を抜くと
無理やり 空にさせた
ののかのグラスに赤ワインを注いでいく
トクトク…トク…と
グラスがワインで満たされて行く
「わざわざ飲んでるグラスを
無理やり空けさせて、ワインを
飲ませようとして来る人の事?」
「いいじゃん。どうせ明日はさ
天皇誕生日で仕事やすみでしょ?
少し位、ワイン飲んでさ、
酔っちゃってもさ、宅飲みなんだし
帰れなくなる心配もないんだからいいでしょ?」
そう言ってさっきまで
ウイスキーのウーロン茶割を
飲んでいた自分のグラスに
透真がドボドボとワインを注いで
ののかがその透真の行動に
驚いた感じで目を見開いて居て
「せめて、グラス…変えたらいいのに。
香り、混じっちゃうよ?透真ッ」
「ワイルドで、男らしいでしょ?
喉元過ぎれば同じだって。
ののかはそんな事気にするの?」
「気にするよ。悪いの?
サングリアはワインベースだから
まだそこまで違和感もないだろうけど…」
クイッとののかがグラスの
ワインを傾けてコクリと喉を鳴らした
「でもさ、家に
買って良かったよな、ワインセラー」
ののかが立ち上がると
買い置きしてあった八朔を手に取って
皮を剥いて果肉を取り出して行く
オイル漬けになっているオリーブの実を
スライスして プロシュートに
それを包んで畳んで行く
「まぁ、透真が
良かったんだったらいいけど。
この、プロシュートはさ、
ローソンで売ってたやつなんだよ?
美味しそうじゃない?」
八朔とオリーブを包んだ
プロシュートを白い皿に並べて
その上からバジルソースを散らすと
透真の前にどうぞと言って置いた
透真がその皿を眺めていて
出された物に手を付けないので
「どうしたの?透真。
それ、食べないの?」
「いやさ…。
生ハムと言ったらメロンみたいな
そんなイメージがあるんだけど。
生ハムと、八朔の組み合わせは
斬新だなってそう思ってさ…」