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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第8章 NO 6 にゃんにゃんにゃんの日

果たして それで良かったんだろうかと
疑問に思わなくもないけども

頭 ナデナデに懐柔されてしまった私は

透真がお風呂を済ませた後に

お風呂に入って

バレンタインデーの時に買った
赤のスケスケのベビードールを
湯上りの身体に着けた

洗面台の鏡にその姿尾を映すと
あのバレンタインの時の事を
つい思い出してしまって

きゅんと…自分の身体が

期待をしてしまってるのに
気づかされてしまって

透真に毎回呆れつつも
感化されてしまって居るのは
確かだった

首輪は透真が持って行ってしまったから

恐る恐る鏡を見ながら
自分の頭にカチューシャになった
黒の猫耳を乗せてみる

「意外に…、似合わなくも…ない?
悪くないかも、可愛いな…、猫耳」

ハロウィンの時期に100均で
猫耳のカチューシャ売ってたから
実は猫耳のカチューシャは持ってるんだけど
こんなにふかふかなファーでもなくて

やっぱり 100均のは
100均のクオリティなんだなぁと

そう思って ちょっと感心してしまいつつ

スケスケの赤いショーツに
ピンで挟んで固定するようで

尻尾にはワイヤーが入っていて
角度を曲げて調整できるようだった

肉球がついたグローブをはめて見て

鏡に向かって
猫の定番のポーズをすると

「ニャー」

と鳴き声を真似てみる

無意識でついそうしてしまって
しまったと思いつつも

寝室で待っている
透真の元へと向かった

気が付いたけど
このグローブにはちゃんと

ぷにぷにの肉球がついていて

指を入れられるようになってはいるが

入れる先は4か所しかないので
どこかの指は一緒に入れないと
そう思って人差し指と中指を
くっつけてグローブを装着すると

ぷにっとそのグローブに
ついて居る弾力のある
肉球を自分の頬に押し付けてみる

ぷにゅぷにゅ…

え?これ、シリコンかなのかな?

凄いぷにぷにしてるんだけど


これで猫パンチしたら

凄いっ 気持ちいいのでは?

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