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おとなの女性の為のえっちな恋愛カタログ

第8章 NO 6 にゃんにゃんにゃんの日


「ののか…っ、ずっと…側に居て…ッ」

身体に回していた腕が解けて
後ろから顔に手を回されて
頬を顎を支えて後ろを向かされると
そのまま貪る様に口付けられて

透真と…一緒に居たいッ

離れたくない

ずっと…透真と一緒がいい…

離れたく…ない 彼と

透真の感情に感化されたみたいに

そんな感情が湧き上がって支配される

チュ…クチュ…
グチュグチュと
上からも下からもお互いが
絡み合って水音が漏れて

ののかの目から
何故だかわからないのに
涙が零れて来る

「透真ぁ…、だったら、
離れないで…欲しいし、
んんっ、私をッ…離さないで…ッ…。
ずっと…、ここに居て…ッあぁんッ
ひゃあぁん、ん、居なくならない…で」

溶けて行くみたいな
そんな快感の熱を感じて居ながらに

胸が苦しくて息が詰まりそうになる

ズンズンと後ろから
激しく突かれて

目の前が真っ白になって行く


離れたくない

離したくない


行き場のない 不安感が
自分の胸の中を支配する感覚に

「一層のこと…ののかと…
溶けて混じり合って、
ひとつになっちゃいたい…気分…」

こうして 繋がるだけじゃもどかしいと
そう言いたげに彼がそう言って来て

腰を掴まれて ズンッと
奥を貫かれる様に突き上げられて

「あぁあんッ、きゃあぁあああ゛ん
あっ、あっ、ンぁ、はぁああぁ゛んん゛ッ」

大きく背中を仰け反らせて
ののかが絶頂を迎えると
そのままガックリと項垂れて

自分の身体を支えている事も
難しくなって へたっと
そのまま ベッドに崩れてしまう

「ののか、激しくイッたばっかりの所
大変申し訳…無い…感じなんだけどさ。
俺は…、まだ…イってないんだけど?」

ズパァンッと緩めていた律動を
再び激しく再開されてしまって

「ぁあ゛ッ、あうぅっ、
んんっ、はぁ、ああぁあぁんッ」

ズチュンズチュン
ズパンッ パチュンッ

後ろから腕を掴まれて
後ろへ引っ張られながら
透真が激しく腰を打ち付けて来て

チカチカと目の前に星が散って
意識が遠退きそうになるのを感じる

「…ののか、好きだ、好き…」

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