ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
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「はい、だから悠里さんにはあるのかなぁってぇ?」
わたしからも連絡はしていないし、駿くんからも連絡は無い。
「わたしにも連絡は無いわよ…
あ、ショートメールでもしたら?」
「えぇ、なんかぁ、そこまでしちゃうとぉ、オバさんしつこいよ…
って思われるのもイヤだしぃ…」
その彩ちゃんの気持ちは痛いほど分かる。
だってわたしたちは駿くんよりも一回り以上年上のオバさんだから…
「もしかしたら、わたしたちフラれちゃったのかなぁ?」
と、わたしは半分冗談で、半分本気で呟いた。
「そうなんですかねぇ、やっぱりぃ、刺激が強過ぎたのかなぁ…」
「確かに、いきなり3Pしちゃったからねぇ」
わたしは笑うしか無い。
「フラれちゃったんですかねぇ?」
彩ちゃんは残念そうに呟く。
「え、3Pって?」
すると、やはり常連客の非番のキャバ嬢が食いついてきた。
「え、あ、まぁ、この前にね」
と、わたしは苦笑いをしながら話す…
「うわぁ、やっぱりぃ、さすがぁ悠里さんはビッチだわぁ…
パねぇっすねぇ…」
どうやら彼女は、わたしが彩ちゃんとではなく、男二人との3Pをしたと思っている様であったのだが、ソレはソレでスルーする。
それ位にこの『バーBitch』での、わたしのビッチぶりは浸透していた…
「そうかぁ、残念だなぁ…」
彩ちゃんは本当に残念そうに呟いていた。
どうやら駿くんは、彩ちゃんにとって久しぶりに当たりな男だったみたい…
そして、それは…
その彩ちゃんの想いは、わたしにも当てハマっていたのだ…
実は…
わたしは4日くらい前に…
2~3日したら駿くんから連絡が入るだろうと楽観していたのだが、全く音沙汰が無く、そしてまた再び低気圧の影響もあって疼いてしまっていたので…
仕方なく…
わたしの中の保険を使ったのだ…
そう保険…
それは在籍しているスポーツジムのインストラクターの男である…
その男は、まさしく保険的な存在であり…
似たような存在である彩ちゃんとの関係とは全く違う…
本当に、居ればいい…と、いうだけの存在の男であるのだ。
そして…
彩ちゃんに対しては愛があるのだが…
そのスポーツジムインストラクターの男にはそんなモノは全く無く、ほぼバイブ代わりの存在なのだ…
「はい、だから悠里さんにはあるのかなぁってぇ?」
わたしからも連絡はしていないし、駿くんからも連絡は無い。
「わたしにも連絡は無いわよ…
あ、ショートメールでもしたら?」
「えぇ、なんかぁ、そこまでしちゃうとぉ、オバさんしつこいよ…
って思われるのもイヤだしぃ…」
その彩ちゃんの気持ちは痛いほど分かる。
だってわたしたちは駿くんよりも一回り以上年上のオバさんだから…
「もしかしたら、わたしたちフラれちゃったのかなぁ?」
と、わたしは半分冗談で、半分本気で呟いた。
「そうなんですかねぇ、やっぱりぃ、刺激が強過ぎたのかなぁ…」
「確かに、いきなり3Pしちゃったからねぇ」
わたしは笑うしか無い。
「フラれちゃったんですかねぇ?」
彩ちゃんは残念そうに呟く。
「え、3Pって?」
すると、やはり常連客の非番のキャバ嬢が食いついてきた。
「え、あ、まぁ、この前にね」
と、わたしは苦笑いをしながら話す…
「うわぁ、やっぱりぃ、さすがぁ悠里さんはビッチだわぁ…
パねぇっすねぇ…」
どうやら彼女は、わたしが彩ちゃんとではなく、男二人との3Pをしたと思っている様であったのだが、ソレはソレでスルーする。
それ位にこの『バーBitch』での、わたしのビッチぶりは浸透していた…
「そうかぁ、残念だなぁ…」
彩ちゃんは本当に残念そうに呟いていた。
どうやら駿くんは、彩ちゃんにとって久しぶりに当たりな男だったみたい…
そして、それは…
その彩ちゃんの想いは、わたしにも当てハマっていたのだ…
実は…
わたしは4日くらい前に…
2~3日したら駿くんから連絡が入るだろうと楽観していたのだが、全く音沙汰が無く、そしてまた再び低気圧の影響もあって疼いてしまっていたので…
仕方なく…
わたしの中の保険を使ったのだ…
そう保険…
それは在籍しているスポーツジムのインストラクターの男である…
その男は、まさしく保険的な存在であり…
似たような存在である彩ちゃんとの関係とは全く違う…
本当に、居ればいい…と、いうだけの存在の男であるのだ。
そして…
彩ちゃんに対しては愛があるのだが…
そのスポーツジムインストラクターの男にはそんなモノは全く無く、ほぼバイブ代わりの存在なのだ…