ソルティビッチ
第1章 ソルティビッチ…
69
「え、わ、わたしにそっくりなの?」
「は、はい、そっくりなんです…」
駿くんが葵という
『おちんちんのある美少女』になるきっかけの美女が…
なんとわたしに似ているのだという。
そしてこの美女というのが何気なく嬉しくもあった…
「そうなんですよぉ…」
すると彩ちゃんがまた話してくる。
こんなに話しをしてくる彩ちゃんもまた、珍しい…
やはりよほどこの駿くんが、いや、葵のことを気に入っているのだろう。
「ほらぁ、わたしが悠里さんに抜け駆けして次の日にこの葵になった駿くんに逢った時に…」
色々と話しをしてぇ…
初めて駿くんがウチの『Bitch』に来店した二週間位前にぃ、店の前をたまたま通り掛かったら、偶然に悠里さんが店に入るところを見たそうなんですよぉ…
「そうなんです、その時初めて悠里さんを見かけた時に驚いちゃってぇ…」
今度は駿くんが、いや、葵が脇から話しをしてくる。
「あの人に似ている…
いや、現実には脚のキレイさと雰囲気なんですけど…」
でも僕には衝撃的だったんです…
「だって、ずうっとあの人の後ろ姿を追い続けてきていたから…
そして初めてだったんです…
こんなに雰囲気が似ている人を、いや、女性を見かけた事が…」
そうかその人は、いや、その人も…
おちんちんのある美女…
妖艶な麗人…
つまり、男だから…
「だけど駿くんは、ううん葵は…
ゲイでは無いんだもんね…
ちゃんと女の人が好きなんだもんね…」
わたしは葵の目を見つめてそう囁いた。
「は、はい、そうなんです…
僕は、いや、わたしは女の子、いや、女装はしますけど、女性嗜好だから…」
そう、ポツリと呟く。
確かに…
女装をするなら、いや、これほどの完成度の高い女装をするのだから、ゲイ系の男性を探せば相手なんてよりどりみどりの筈なのだ。
だが、葵は、基本的にはゲイでは無い
と云う…
だけど、追い続けている、追い求めている存在は…
美しい、妖艶な麗人である、そのきっかけの…
美しい『おちんちんのある美女』だという…
だから、余計にややこしくなってしまうのだろう…
「それでぇ、実はぁ、あの初めての夜の前にもぉ…」
こっそり『Bitch』に来たそうなんですよぉ…
と、また彩ちゃんが話しをしてきた。
「え、わ、わたしにそっくりなの?」
「は、はい、そっくりなんです…」
駿くんが葵という
『おちんちんのある美少女』になるきっかけの美女が…
なんとわたしに似ているのだという。
そしてこの美女というのが何気なく嬉しくもあった…
「そうなんですよぉ…」
すると彩ちゃんがまた話してくる。
こんなに話しをしてくる彩ちゃんもまた、珍しい…
やはりよほどこの駿くんが、いや、葵のことを気に入っているのだろう。
「ほらぁ、わたしが悠里さんに抜け駆けして次の日にこの葵になった駿くんに逢った時に…」
色々と話しをしてぇ…
初めて駿くんがウチの『Bitch』に来店した二週間位前にぃ、店の前をたまたま通り掛かったら、偶然に悠里さんが店に入るところを見たそうなんですよぉ…
「そうなんです、その時初めて悠里さんを見かけた時に驚いちゃってぇ…」
今度は駿くんが、いや、葵が脇から話しをしてくる。
「あの人に似ている…
いや、現実には脚のキレイさと雰囲気なんですけど…」
でも僕には衝撃的だったんです…
「だって、ずうっとあの人の後ろ姿を追い続けてきていたから…
そして初めてだったんです…
こんなに雰囲気が似ている人を、いや、女性を見かけた事が…」
そうかその人は、いや、その人も…
おちんちんのある美女…
妖艶な麗人…
つまり、男だから…
「だけど駿くんは、ううん葵は…
ゲイでは無いんだもんね…
ちゃんと女の人が好きなんだもんね…」
わたしは葵の目を見つめてそう囁いた。
「は、はい、そうなんです…
僕は、いや、わたしは女の子、いや、女装はしますけど、女性嗜好だから…」
そう、ポツリと呟く。
確かに…
女装をするなら、いや、これほどの完成度の高い女装をするのだから、ゲイ系の男性を探せば相手なんてよりどりみどりの筈なのだ。
だが、葵は、基本的にはゲイでは無い
と云う…
だけど、追い続けている、追い求めている存在は…
美しい、妖艶な麗人である、そのきっかけの…
美しい『おちんちんのある美女』だという…
だから、余計にややこしくなってしまうのだろう…
「それでぇ、実はぁ、あの初めての夜の前にもぉ…」
こっそり『Bitch』に来たそうなんですよぉ…
と、また彩ちゃんが話しをしてきた。