お人好しは何かと巻き込まれる
第11章 事後報告と勇者の憂鬱
アルク村まで遠く、ぼちぼち歩きながら
会えなかった数日間の話をお互いして
何気ない会話は尽きない。
ただの道も2人だと楽しくて仕方ない。
「…そういや、ルアのお母さん体調はどう?」
「あれからだいぶ良くなって
起きて家事も出来るようになってきたの!」
「それは良かった!
…ならルアを連れて行ってもいい?」
「…?どこに?」
「クラウン王国の王都。魔王討伐したから
勲章やら褒美やらくれるみたいで…
…別にいらないんだけど、王様に逆らうのも
今後面倒だしね。一緒に行ってくれる?」
「いいの?私も行って」
「俺がお願いしてるの。もうルアと長い時間
離れたくないから。それが俺のワガママ。」
「それなら、喜んで!」
村に帰ってからさっそくルシアリアの
家に行きお母さんにフォルトと
王都に行く許可をもらいに行く。
産まれた時から2人の成長を
見守ってきているので2人揃って
許可をもらいに来てくれたことが
お母さんは嬉しかった。
会えなかった数日間の話をお互いして
何気ない会話は尽きない。
ただの道も2人だと楽しくて仕方ない。
「…そういや、ルアのお母さん体調はどう?」
「あれからだいぶ良くなって
起きて家事も出来るようになってきたの!」
「それは良かった!
…ならルアを連れて行ってもいい?」
「…?どこに?」
「クラウン王国の王都。魔王討伐したから
勲章やら褒美やらくれるみたいで…
…別にいらないんだけど、王様に逆らうのも
今後面倒だしね。一緒に行ってくれる?」
「いいの?私も行って」
「俺がお願いしてるの。もうルアと長い時間
離れたくないから。それが俺のワガママ。」
「それなら、喜んで!」
村に帰ってからさっそくルシアリアの
家に行きお母さんにフォルトと
王都に行く許可をもらいに行く。
産まれた時から2人の成長を
見守ってきているので2人揃って
許可をもらいに来てくれたことが
お母さんは嬉しかった。