お人好しは何かと巻き込まれる
第13章 エキドナのまじない
「ルア!ルアっ!…大丈夫か?」
ゆっくりと重たい瞼が開く。
「…ん…あ…ゔ…」
声が枯れて上手く発せれないが
目を覚ましてくれた事にホッとするフォルト。
ルシアリアと自分を魔法で綺麗にして
隣のベッドに移り口移しで水を飲ませる。
喉が潤せて少し声が戻る。
「ゔん…ん!…フォルト…
…もう 大丈夫…なの?」
「俺の事はいいんだよ!ルアこそ
大丈夫か?俺、自分を見失って…
ルアをめちゃくちゃにして…
本当にごめん」
自分の方が余程疲れてるだろうに
人の心配ばかりするルシアリアに
フォルトは、やり切れなくなる。
「私は大丈夫。…ちょっと声がおかしい
…だけ。あ、…後……腰が痛い…かな
もう少し…休んだら、大丈夫」
こういう時は他の人より回復力が
早いのが役に立つ。
「全然大丈夫じゃないだろ。ごめんな」
健気に笑うルシアリアを抱き締める。
ゆっくりと重たい瞼が開く。
「…ん…あ…ゔ…」
声が枯れて上手く発せれないが
目を覚ましてくれた事にホッとするフォルト。
ルシアリアと自分を魔法で綺麗にして
隣のベッドに移り口移しで水を飲ませる。
喉が潤せて少し声が戻る。
「ゔん…ん!…フォルト…
…もう 大丈夫…なの?」
「俺の事はいいんだよ!ルアこそ
大丈夫か?俺、自分を見失って…
ルアをめちゃくちゃにして…
本当にごめん」
自分の方が余程疲れてるだろうに
人の心配ばかりするルシアリアに
フォルトは、やり切れなくなる。
「私は大丈夫。…ちょっと声がおかしい
…だけ。あ、…後……腰が痛い…かな
もう少し…休んだら、大丈夫」
こういう時は他の人より回復力が
早いのが役に立つ。
「全然大丈夫じゃないだろ。ごめんな」
健気に笑うルシアリアを抱き締める。