お人好しは何かと巻き込まれる
第13章 エキドナのまじない
「とりあえず、私はシェスト草原に寄るから
フォルトは先にドラク村に向かって!」
その言葉にフォルトは頭を殴られた
ような衝撃を受ける。
「……は?もちろん俺も一緒に行くに
決まってるだろ?エキドナの一族とも
和平の話が出てるからな」
「そうなの?でもドラク村の方は
被害が出ているから早く行かないと
いけないよね?」
「それは…そうだけど、ルアを
放って行けるわけないだろ」
「私もフォルトと離れるのは嫌だけど
フォルトを待ってる人がいるし
私がついていくとまた他の男の人が
寄ってくるといけないから
私はシェスト草原でこのおまじないを
解除してもらってから行くよ」
「一人で行かす方が心配だ。エキドナ達に
何もされない保証はないだろ!」
「そこは私が保証しよう」
その場に突然現れたのはピピだった。
昨日あの後、やはりルシアリアに
申し訳なくて後を追って
こっそり付いてきていたのだが
朝まで部屋に結界が張ってあり
近くに潜んで待機していたのだ。
フォルトは先にドラク村に向かって!」
その言葉にフォルトは頭を殴られた
ような衝撃を受ける。
「……は?もちろん俺も一緒に行くに
決まってるだろ?エキドナの一族とも
和平の話が出てるからな」
「そうなの?でもドラク村の方は
被害が出ているから早く行かないと
いけないよね?」
「それは…そうだけど、ルアを
放って行けるわけないだろ」
「私もフォルトと離れるのは嫌だけど
フォルトを待ってる人がいるし
私がついていくとまた他の男の人が
寄ってくるといけないから
私はシェスト草原でこのおまじないを
解除してもらってから行くよ」
「一人で行かす方が心配だ。エキドナ達に
何もされない保証はないだろ!」
「そこは私が保証しよう」
その場に突然現れたのはピピだった。
昨日あの後、やはりルシアリアに
申し訳なくて後を追って
こっそり付いてきていたのだが
朝まで部屋に結界が張ってあり
近くに潜んで待機していたのだ。