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お人好しは何かと巻き込まれる

第15章 エキドナの研究

身に着けるものが何もなくなり
居た堪れなくて胸と股を隠す。

すると石段の下からヘビが這い上がって
きて体の上に来たかと思うと

腕にグルグルと巻き付かれバンザイするように
強制的に腕を動かされそのまま動かないよう
固定された。

抵抗しても全く動かせない。

ヘビは細くても全身筋肉な為、力が強い。
しかもただのヘビではなく
魔物なので尚更強いのだ。

「うむ。これで見やすいな」

「うぅ…」

文句も言えず恥ずかしさに耐える。

「うむ。やはり上半身は妾とあまり変わらぬな。
強いて言うなら胸の大きさか?」

エキドナの胸は溢れそうな程に膨満で
魅力的である。それに比べたら
ルシアリアの胸は貧相としか言えなくなる。

「何も恥ずかしくなる事はない。
ほら、お前達可愛がっておやり」

エキドナがそう言うとまた石段の下から
何匹かヘビが上がってきて胸の周りから
囲むように這いずってくる。


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