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お人好しは何かと巻き込まれる

第15章 エキドナの研究

「そうじゃ、報告しておこう。
妾は決めたぞ!
ここでマッサージ屋を開く!」

「えぇ!本当ですか!?」

「本気じゃ!人間に向けて何か商売を
したいと考えてはいたのじゃが何を
すればいいのか思いつかずにいたのじゃ。

だが、お主にマッサージをしてもらったら
これしかないと思ったのじゃ!

お主のおかげで人間に変化する事も
可能になったからな。ヘビが苦手な
者でも来れるじゃろう」

「すごくステキですね!お店を開いたら
また来ますね」

「うむ。約束じゃぞ」

お互い微笑み合い別れを告げた。



のちに来る客が絶えない程に人気が
出るマッサージ屋になるのはもう少し
先の話である。






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