お人好しは何かと巻き込まれる
第16章 思わぬ災難
どうしようかと考えていると洞窟が
奥に長く続いてるのに気付いた。
「もしかしたら、こっちから出れるかも」
ルシアリアはこの場にいても仕方ないと
思い洞窟の奥へ進む事にした。
土壁が続き少し細い道になっているが
まだまだ奥は続いてるようだ。
足元を確認しながらゆっくり進む。
少し進むと前方の方から足音が
聞こえてきた。
一人、こちらに向かって走ってるようだ。
相手がどんな人かもわからないから恐い。
少し来た道を戻る。
出口を塞いでいた岩と岩の間に窪みがあり
人が一人入れそうな大きさだったので
その窪みにしゃがんでライトを
消して隠れる。
だんだん足音が近くなりドキドキしてると
ルシアリアがいる少し手前でドシャッと
大きな音を立てて転んだ。
「ふっ うっく ひっく…」
すぐに声を堪えて泣く声が聞こえてきた。
動く気配がないので怪我でも
したのだろうか気になって窪みから
そっと音のした方を見る。
すると、そこには10歳くらいの
女の子が痛いのを堪えて蹲っていた。
奥に長く続いてるのに気付いた。
「もしかしたら、こっちから出れるかも」
ルシアリアはこの場にいても仕方ないと
思い洞窟の奥へ進む事にした。
土壁が続き少し細い道になっているが
まだまだ奥は続いてるようだ。
足元を確認しながらゆっくり進む。
少し進むと前方の方から足音が
聞こえてきた。
一人、こちらに向かって走ってるようだ。
相手がどんな人かもわからないから恐い。
少し来た道を戻る。
出口を塞いでいた岩と岩の間に窪みがあり
人が一人入れそうな大きさだったので
その窪みにしゃがんでライトを
消して隠れる。
だんだん足音が近くなりドキドキしてると
ルシアリアがいる少し手前でドシャッと
大きな音を立てて転んだ。
「ふっ うっく ひっく…」
すぐに声を堪えて泣く声が聞こえてきた。
動く気配がないので怪我でも
したのだろうか気になって窪みから
そっと音のした方を見る。
すると、そこには10歳くらいの
女の子が痛いのを堪えて蹲っていた。