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お人好しは何かと巻き込まれる

第19章 2ラウンド目

「それより!エキドナに観察されたって
どこをどうやって!?」

ルシアリアを抱きかかえてるフォルトが
顔を覗き込んでくる。

「えと…それは…その…体を…ちょっと
…見せただけだよ」

ヘビ達にイカせられまくっただなんて
口がさけても言えないと目が泳いでしまう。

「慌ててるのが怪しい。ちょっとって
どれくらい?まさか下着の下も…?
……見せたのか!?」

ルシアリアの反応を見てフォルトが青褪め
怒りが沸々と湧き上がってくる。

「ちょっとエキドナの一族を根絶やしに…」

「したらダメだよ!!」

ゆらりと立ち上がるフォルトを
縋りついて必死に引き止める。

「せっかく和平できたしエキドナさんと
仲良くなれたのが嬉しいの。お願い…」

ルシアリアに懇願されればフォルトは
諦めるしかない。

「…一緒に行ってあげれなかった俺も悪いし
ルアがそう言うなら…仕方ないけど…
俺だってじっくり見た事ないのに…」

「へ?何を?」

「ルアの…ここ!」

フォルトがルアの秘部に手を当てる。

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