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お人好しは何かと巻き込まれる

第27章 王様との謁見

王城は近くに行くと天に続いているのでは
ないかと思える程大きく

左右はどこまでも続いている
塀が城を取り囲んでいた。

門も見上げる程大きく圧倒される。

ジークベルトが来る事を伝えてくれて
いたのですんなり城内へ案内される。

城内も見る物全て豪華で緊張が高まる。

広い城内をグルグルと回り
王様がいる謁見の間に案内された。

大きな扉を潜るとたくさんの人が左右に
待ち構えており部屋に入った瞬間
ファンファーレがなり拍手で迎えられた。

まさかこんなに人が多くいるとは思わず
気が引けたがフォルトが隣にいて
腕を組んでくれていたおかげで下を
俯かずに進む事ができた。

赤い絨毯の上を進むと玉座に王様が座り
その回りに第一王子のルークビルクと
第二王子のジークベルト
そして第一王女のティアナが
待っていた。

ジークベルトは目が合うとウインクを
してくれ、微笑み返す。


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