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お人好しは何かと巻き込まれる

第27章 王様との謁見

「とんでもないです。命を助けられた事
嬉しく思います」

「聞く所によると、そなたの治癒力は
すごいそうだな。今後もその力を
皆の為に使ってくれ」

「はい。仰せのままに」

ルシアリアも右手を胸に当て深く頭を下げた。

その後、褒章など承り謁見の間から退室した後
別の部屋に通される。



豪華なソファに2人で座って待っていると
玉座にいた王族4人が側近と共に部屋に
入ってきた。

立ち上がり迎えると座っていいと促され
また座る。

大きな椅子に王様が座り向かいのソファに
3人の兄弟が座る。
3人共よく似て美男美女だ。

「改めて礼を言おう。フォルト殿、魔王討伐
本当にご苦労であった。

そしてルシアリア
我が息子を助けてくれた事、感謝する」

部屋にいた全員が2人に頭を下げ
感謝を伝えてくれた事に恐縮する。




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