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お人好しは何かと巻き込まれる

第27章 王様との謁見

「ルア、すごいじゃないか!」

フォルトも褒めてくれて嬉しくなる。

「ルシアリア、父を助けてくれて
ありがとう!」

ジークベルトとティアナが来て感謝を述べる。

「あなたには感謝してもしたりないですわ!
ぜひ私とお友達になってくださる?」

ティアナがキラキラした目でルシアリアに
詰め寄ってくる。

この押しの強さは兄弟似ているなと思い
ながらも王女と友達になれるなんて
大歓迎なのでティアナの手を取る。

「もちろんです。私こそティアナ様が
お友達になってくださるなんて光栄です」

「あら、友達なら様付けしないで呼んでね。
私もルアと呼ばせてもらうわ」

「はい。喜んで」

友達が出来た事に喜んでいると別の場所から
声が掛けられた。

「他の病気も治せるのか?」

そう聞いてきたのはルークビルクだった。

ルークビルクはジークベルトに容姿は
よく似ている。

違うのは雰囲気が全く異なっていた。

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