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お人好しは何かと巻き込まれる

第28章 隠し部屋

胸の柔らかさを楽しむようにヤワヤワと
揉んでいく。

「んっ 止めてっ! あっ」

「嫌がってくれていいよ。より楽しく
なってくるからね。その顔が堪らないよ。

…でも喘ぐ声は控えてほしいんだよね。
僕も結界が張れるから声は漏れないけど
僕の趣向ね」

そう言ってルシアリアの口に猿ぐつわを
噛ませる。

「んっ!ん〜!んんっ!」

「そう、何か言いたいのに…喘ぎ声を
出したいのに声にならない。
これがさらに興奮するよね~」

ルシアリアを見下ろし暗く微笑む。

ルークビルクが恐くて固まる。

「そんな恐がらなくていいよ。
僕の研究に付き合ってほしいんだ」

ルークビルクが取り出したのは手の平程の
大きさの張り子だった。

「これなんだと思う?これに魔力を流すと
…ほら、振動するんだ」

その張り子はルークビルクの手の平の上で
小刻みに振動している。

現代でいうバイブだが、この世界にはなく
ルシアリアも見た事がない物だった。

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