お人好しは何かと巻き込まれる
第29章 続く監禁
「黙れ!殺されたいのか?」
ルシアリアの喉元にナイフが押し付けられる。
見えてなかったがヒヤリとした感触に恐怖を覚える。
煙が晴れるとフォルトが怒りを露わに佇んでいた。
ルシアリアの首元にナイフを
当てルークビルクがフォルトを牽制する。
「近づくな!こいつがどうなってもいいのか!」
その言葉に止まるフォルト。
「どうしてここがわかった?」
「…城を捜索した後、街中探したけど
見つからなかったし…その前に城を
抜け出た痕跡もどこにもなかった。
王都に来たばかりでルアの能力を
知る者も限られてくるし証拠が残らなすぎた
から城に詳しい者に絞って探していた。
何度も探したが、やはりおかしいのは城
しかないと思ってもう一度城をくまなく
探してみたら部屋があるはずのない所に
結界が張ってるのが僅かにだがわかったから
力尽くで破壊させてもらった」
「そんな…結界が力尽くで壊れるなんて…」
「魔法が得意なのはおまえだけだと思うなよ。
それにルアがいなくなってお前が
一番に城の外の者を疑っていた」
「その可能性も高かっただろう!?」
ルシアリアの喉元にナイフが押し付けられる。
見えてなかったがヒヤリとした感触に恐怖を覚える。
煙が晴れるとフォルトが怒りを露わに佇んでいた。
ルシアリアの首元にナイフを
当てルークビルクがフォルトを牽制する。
「近づくな!こいつがどうなってもいいのか!」
その言葉に止まるフォルト。
「どうしてここがわかった?」
「…城を捜索した後、街中探したけど
見つからなかったし…その前に城を
抜け出た痕跡もどこにもなかった。
王都に来たばかりでルアの能力を
知る者も限られてくるし証拠が残らなすぎた
から城に詳しい者に絞って探していた。
何度も探したが、やはりおかしいのは城
しかないと思ってもう一度城をくまなく
探してみたら部屋があるはずのない所に
結界が張ってるのが僅かにだがわかったから
力尽くで破壊させてもらった」
「そんな…結界が力尽くで壊れるなんて…」
「魔法が得意なのはおまえだけだと思うなよ。
それにルアがいなくなってお前が
一番に城の外の者を疑っていた」
「その可能性も高かっただろう!?」