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お人好しは何かと巻き込まれる

第30章 癒しの時間

身支度を整え部屋を出ると王国騎士団の
一人が待ち構えており、ある部屋へ案内される。

その部屋には王様とジークベルトにティアナや
国の重鎮達が勢揃いしていた。

先程までルークビルクの処分について
討論していたらしい。

まず皆が頭を下げ誠心誠意謝罪をしてきた。

「本当にすまなかった。城内でまさか
こんな事が起きてるなんて…

今までのもただの噂としっかり調べて
なかったのも我々の責任だ。
なんとお詫びしたら…」

「頭を上げてください。皆さんが悪い
わけじゃないですから。

ただ…今後、絶対こういう事がないよう
どうかよろしくお願い致します」

「それはもちろん!厳罰に処し今後一切
このような事がないようお約束致します。
寛大な御心に感謝申し上げます」

謝罪を受け入れ後の事は任せる事にする。

聖女発表の日取りは変更せず、発表までは
心の傷を癒す為にゆっくり過ごす事になった。



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