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お人好しは何かと巻き込まれる

第31章 悪夢

フォルトに元気をもらい今日も1日ティアナと
お茶したり図書館で読書をして過ごす。

夕方になると王族の皆と夕飯を共にした。

クラウン王国での出来事や近年あった
面白い噂などを聞いて楽しい時間を過ごした。

しかし、ここ数日ほとんど眠れてない
ルシアリアは限界がきて先に部屋に
戻らせてもらう。

フォルトはその場に残りルシアリアの事を
ジークベルトに相談した。


「ルシアリアが悪夢を見て夜
眠れてないだって?」

「あぁ、王都に来てから悪夢ばかり
見てるようで…。
ルアの部屋を確認したが特に変わったところも
ないし他の誰かが接触したのは見てない」

城の内部に詳しいジークベルトに悪夢を
見る原因について何か手掛かりを
もらえないか相談するフォルト。

「こうも続くと意図的に誰かが見せてる
としか思えないな…」

「そうなんだ。でもルアに悪夢を
見せて何の利益があるのかがわからない」

二人して頭を悩ませる。

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