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お人好しは何かと巻き込まれる

第34章 魔王城へようこそ

「わはははは!修復は慣れてるからな!
我に任せろ!」

一番張り切っていたのはギーニ。自分で
壊した村の修復をしたおかげで仕事が早い。

「修復するのが慣れてるって威張って言う事
じゃないわよ」

シェーラがすかさず突っ込みを入れる。


最初は人間と魔物、お互い戸惑っていたものの
修復してるうちに皆仲良く協力し合っていた。

魔法が得意な者が多くいたのでその日のうちに
なんとか修復が完了する。

「皆さんありがとうございます。
お疲れ様でした。お礼に魔王城でお食事を
なさっていってください」

ミミリーシャが修復した魔王城の中に
皆を案内する。

修復中、魔王城の従者達で食事の準備を
していたのだ。

王国騎士団は魔王城に入るのは初めてで
警戒する者もいたが何も罠はなく豪華な食事が
振る舞われた。

立食パーティの形式で打ち解けた者達が
混じり合い和やかに食事会が行われた。

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