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お人好しは何かと巻き込まれる

第6章 ヴァンパイアの気まぐれ

ヴァンパイアは胸を堪能してから
首筋や腕、お腹や太ももなど少しずつ
血を啜りながらルシアリアの反応を
楽しむ。そして視線を下に向け
ニヤリとほくそ笑む。

「おやおや、感じすぎて下から蜜が
溢れ出てるではありませんか?」

下に伸びてくる手を遮ろうと、グッと足に
力を入れるが力の強いヴァンパイアには
何の抵抗も感じさせる事もなく片足を
持ち上げられてしまう。

「あぁ、やはりびっちょりじゃないですか。
まだ触ってもないのに…早く触ってほしくて
ヒクヒクしてますよ」

「触らないで!」

快楽を感じたくなくてずっと力を入れてるが
噛まれるとどうしても感じてしまう。

「まだ抵抗する気力が残ってるのですね。
早くここに入れて欲しいでしょう?」

「そんなわけない!離れて!」

今にも噛みつきそうな勢いで叫ぶ。

「全く、淑女らしからぬ…。早く快楽に
溺れれば気持ち良くしてあげるものを…
…少しお仕置きしましょうか」

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