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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。

第5章 『未亡人の奥様の白鳥様』


息子の僕が…どうこう言えた口ではないが、

僕の父親は、その…

下半身が…かなり…だらしなくて。

探偵事務所の仮眠室を、ヤリ部屋にして

毎日の様に…女を連れ込んでたんだが。


それが原因で、お袋に愛想をつかされて

出て行かれてしまった…経歴の持ち主で。

そんな親父の血を引いた…サラブレッドの僕は。

まぁ、…こんな感じに…育ってしまって居る。


ちゃっかりしっかり、その美幸さんも

事務所のヤリ部屋に連れ込んで抱いた様で。

酔いが醒めて…、素面に戻った美幸に、

一時の気の迷い…で…してしまった事…なので。

忘れて下さいと…、頭を下げられて。

その後は、親父が美幸さんを

どれだけ誘っても、2回目は…無かったと。

何かで飲みに行った時に…、

親父が惜しむ様にして漏らしてたんだけど。

1回…身体を…酒の勢いがあったとは言え、

許した相手なのに、その後は…許す事はなく…て。

それでも…、一緒に飲みに行ったりする

妙な…関係を…、

その後も続けては…居たらしい……。


まぁ親父としては…、交流を続けて

ワンチャンを狙ってた…んだろうけど。

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