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いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る

第7章 藍影と禿


頼「でも藍様と紅様は仲が悪いって
噂ですが…どうして藍様は紅様を
気に掛けるんですか?」

藍影「はぁ!?」

文「それは
藍様と紅様が恋仲だから、でしょ!?」

藍影「おいっ!!」

武「男同士じゃねぇかよっ!!」

薬「恋仲に男も女もないわよっ!!」

頼「そ、そうなのかっ!?」

藍影「おいっ、おいっ、テメェら、
さっさと紅ん所に行って挨拶して来いっ!!」

武「まだ茶と菓子が足りねぇ…」

藍影「はぁ?…もう、ねぇよっ!!
紅ん所に行って食って来いっ!!
俺に殺されてぇのかっ!?」


四人の禿達は黙って藍の部屋を後にした…


俺だって…紅の部屋に行きてぇよ…

アイツらは…禿達は良いなぁ…

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