テキストサイズ

いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る

第8章 紅掛と禿


武「おいらの名は武!!藍様に竹刀と木刀を
買って貰うっ!!
紅様に何かあったら、
おいらが護ってやるっ!!
稽古は藍様に教えて貰いますっ!!」

薬「私の名は薬!!藍様に薬草と道具と医学書を買って貰いますっ!!
紅様の体調管理を任されましたっ!!」

頼「おいらの名は頼!!藍様から
"家族になってやるから藍様と紅様の為に、
ひと仕事してから、死ねや"
と言われましたっ!!」

紅掛「えっ…!?」

文「私の名は文!!藍様に筆と墨と和紙を
買って貰いますっ!!恋文は、お任せあれっ!!」

紅掛「えっ…ちょっと待ってっ!!」

文「何か問題でも?おふたりで駆け落ち…っ…むぐぐっ…」

おいらは文の口許を押さえた…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ