いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る
第17章 希望…朔夜と朱花…
朱花「ふふっ…実は僕も事情が合って
学校には、あんまり来てないんだ…
だから…気にしないで…僕はC組だけど
同じクラスかな?」
朔夜「そっか…俺はA組…
違うクラスだな…それより…
学校は何で、あんまり来ないの?
朱花は…見た目は真面目そうだけど…」
朱花「…えーっと…それは…」
朔夜「あっ…答えたくなければ
答えなくて良いよっ!!ごめん…」
朱花「ふふっ…
朔夜も謝ってばっかり…
実は…僕…舞踊家を目指してるんだ…
だから…稽古とかで…
なかなか学校に来れなくて…」
朔夜「そっか…舞踊家…って…
日本舞踊…みたいな感じ…?
ちん・とん・しゃん…みたいな…?」
朱花「ふふっ…朔夜…面白いね…
まぁ…そんな感じかな…」
朔夜「すげぇなっ!!今度、観せてよっ!!
あっ…今、観たいかも…」