いとせめて 恋しきときは むばたまの 夜の衣を 返してぞ着る
第17章 希望…朔夜と朱花…
朱花の心拍数は急激に上昇し…
胸が締め付けられ…声も発せられず…
コクッ…コクッ…と頭を縦に振るのが
精一杯だった…
朔夜「確認だけど…俺の恋人に
なってくれるって事…だよね?」
朱花「…はい…宜しくお願いします…」
朱花は、その言葉を朔夜に伝えるのが
精一杯だった…
朔夜「良かったぁ…
振られちゃうかと思ったよ…」
朱花「振らないよ…凄く嬉しかったよ」
朔夜は、その言葉を聞いて
朱花を優しく抱き締め…
朔夜「朱花…愛してるよ…
これは…本音だからね…」
朱花「うん…僕も朔夜の事…
愛してる…」
朔夜「あのさ…
キス…しても…良いかな?」
朱花「えっ…?えーっと…」
朔夜「あっ…嫌なら嫌って言ってね?」
朱花「嫌じゃないよっ!!でも…」