いつか、絶望の底から救い出して…
第2章 世間の評価
前に言われた通り、一日一枚は必ずやっていた。
言われた課題点は潰していったつもりだ。
苦手だった手も、目も、苦手なポーズだって、積極的に取り組むようにした。
だから前よりも格段に良くなってるはず…!
なのにどうして……!
わからない…
何がダメだったのか……
わからない!わからない!わからない!
頭が痛い…苦しい…息ができない……
もうやめて…評価しないで……
痛い、苦しい、頭が割れそうに痛い……
喉がつかえて息ができない……
苦しい…痛い…胸が痛い……
真渕先生にここまで言われるなんて…
もう…アタシ……
どうしたら……