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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第5章 新学期…


 護は全神経を眼力に集中させ…
千里眼を発動…護の視力は6.0に上昇し
まるで何処かに居る裸民族だ…

 護は周囲を見渡し…校長先生を探した…


「あっ、見た事のない先生を発見した♡
あの先生が校長先生だッ!!」

 と護は遥か遠くに居る、明らかに
女子生徒に囲まれている、ちょっぴり若い
イケメン校長先生の元へ…

 母さんの勘が当たるなんて…
感謝しかない、と思う護だった…

 だが、しかし、その運も尽きたのか
就任してきたばかりの校長先生は
女子生徒達を蹴散らし…
足早に職員室へと入って行ったのだった…


「あぁ~ん…僕のイケメン校長先生~
何処へ~…」

 と、悔しがる護に対し…セメルは…

セメル
「護…諦めも肝心だぞ…」

 と、胸を撫で下ろすのだった…


「うわぁ~ん…あの時の
ウンコを踏んでおけば良かったよぉ~」

セメル
「それだけは、やめておけ…」

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