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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第6章 ホームルーム



「ほぅ…そんなに頬を染めておいて
…春画は嫌いだと?
では、お主が読んでおるのは何かね?」

 と、弦は茶化しながら…


「これは少女漫画だよ…僕は春画より
胸キュン仕草や台詞を言われたいんだ…」


「少女漫画…胸キュンとは何ぞや?」

 と、今度は朕が質問をしてきた…


「少女漫画は女の子が読む…えーと…
物語かなぁ…胸キュンは…
好きな人から甘い言葉や仕草で
胸の鼓動が乱れたり…あぁん…もう…
続きが気になるから…集中して
読みたいから話し掛けないでよねッ!!」

 と、護は続きを読もうとしたら…


「甘い言葉か…では…
そなた…おいらの者にならぬか…」

 と、弦は護の耳許で囁いた…
だが、既に護は少女漫画の世界へ…

 それを聞いていた朕とセメルは…

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