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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第6章 ホームルーム



「あいててて…何するんだよ…
朕も何故、避けるんだよ?」

 と、弦は腰を撫でながら、そう言うと…


「悪いな…だが弦よ…やりすぎぞよ…
避けようと思えば避けきれたはず…それに…
祭殿を怒らせてはならぬ…立てるか…?」

 と朕は弦に優しく手を差し伸べる…


「まつりは、おいらを倒すまで
容赦ない…だから…避けなかった…」

 と、弦は拗ねていた…


「そうだな…
だが、それでは我の身が持たぬ…」

 祭は、弦の、おでこを擦りながら、
そう言うと…生徒達に向かって…


「すまぬが…誰か…
医術に長けた者はおらぬか…」

 すると教壇に立っていた先生が…

先生
「医術…ですか…?あぁ~…保健室に行けば
他の先生が居るので診て貰うと良いですよ」


「かたじけない…恩に着る…」

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