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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第6章 ホームルーム



「あっはっは…そうか…護にセメル…
まるで…戦…」

セメル
「この先は言わないで欲しい…
良く皆から、からかわれるんだ…」


「そうか…それは失礼した…
だが、父君と母君に良い名を付けて
貰ったな…その名を大切にするんだな…」

 祭の言葉にセメルは絶句した…
何故なら、この名前が…嫌いだからだ…

 余計に護の態度が過敏になり…
護が自分から遠退いて行く気がするから…

 そして、セメルの顔の表情が曇りだし…


「何故、その様な顔をする?
心を込めて名を付けて貰ったのだろう…
どんな御両親でも大切にするのだ…
後悔しても遅いぞ…」

 と、祭の表情も切なそうな顔をしていた…

 すると、そこへ…

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