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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第6章 ホームルーム


 あっ、そうだった…と護は…
スクールバックの中から
 色鉛筆やペン、大学ノートや
スケッチブックを取り出して弦に見せた…


「これだよ…使いたければ使って良いよ?」


「これは何ぞや?
…初めて見るものばかりだな…」

 不思議そうに見ている弦…


「えっ!?初めて見たの!?
これは色えんぴつとペン…こっちの方は
大学ノートとスケッチブックだよ…?
もしかして…使い方…分からない…?」

 と、失礼な質問をしたかな…?
と思いつつ、遠慮気味に聞いてみた…


「…分からん…どうやって使うのか…?」

 こうやって、使うんだよ…と、
護は丁寧に弦に教えて上げた…

 弦は嬉しそうに、


「これは、誠に凄い…色鮮やかな色彩じゃ」

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