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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第10章 放課後…【護】



「はぁ!?
僕が噂話だけ信じて何が悪いんだよ!?
僕達の事は関わらないでくれよ…」

 と、護は朕と弦に八つ当たりしてしまった


「よもや、よもや~…落ち着きたまえ…」


「関わらないで、って言われてもなぁ…」

 と、困り果てる朕と弦…


「だいたいさ…セメルの奴…然り気無く
僕に胸キュン仕草や胸キュン台詞を
言ってくる癖に…
好きだっ!!の、一言もないんだよ!?
僕の心を搔きみだしておいてさ…
そこがムカつくんだよ!?」


「よもや、よもや~…それは…
護殿の本音として受け止めて良いのかな?」


「素直になりなよ~…
セメルとも向き合うのも大切だけど…
自分自身と向き合うのも大切な事だよ?
おいら達で良ければ…
セメルに護の気持ちを伝える
勇気を(言う気)を与えよう…」

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