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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第15章 刻は昔時代…


シャン
「分かってるよ…だけど…嫌だ…嫌だよ…
まつりは…僕の…もう…限界…身体が…
持たないよ…今すぐ…まぐわい…たい…」


「シャン…落ち着いて…護とセメルとは
何もなかった…
シャンの横笛もセメル家の家宝になって…
今でも大切にしている…それから…
護とセメルも…俺とシャンみたいに…
仲良くやってるから…安心して…」

 祭は…シャンを赤子を、あやすように
頭を優しく撫で抱き締めた…

シャン
「…うん…分かった…でも…まぐわいたい…」


「その行為は…その場しのぎだよ…
此処じゃ…その…みんなが居るから…
あの場所に…行かなきゃ…
シャンの身体は…元には戻れないよ…?」

シャン
「あの場所は…行きたくない…」

 と、シャンは駄々をこねる…

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