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誰か僕の初めてを奪ってくれ~!!

第15章 刻は昔時代…



「俺も…
一緒に行くから…一緒に乗り越えよう」

シャン
「まつりも…一緒に…行ってくれるの…?
まつりの…鼓動が…乱れてれてるね…
鍛練が…足りないから…まつりも…
一緒に…行こうね…
僕には…鼓動が…ないから…」

 と、シャンは、祭の言葉を聞いて
安心したのか…気を失って…
祭の胸元に倒れ込んでしまった…

 だが、それは違った…シャンの吐息から…
僅かに酒の匂いがしたのだ…


「まつり~…シャンと、まぐわえなくて
残念だったなぁ~…」

 と、弦は酒を呑んでいて機嫌が良い…


「お前が、シャンに酒を呑ましたのかっ!?」

 と、祭は弦を睨み付けた…


「そうだけど…?なぁに…たいした量は
呑ませてない…ただ、ちょいとばかし
強めの酒を少しと媚薬を一雫入れただけ…」

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