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煌めく波濤(はとう)

第1章 煌めく波濤(はとう)

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「…は…ゃ…んん……」
 既にパンティの股間はびしょ濡れになっていた。


 びしょ濡れ…

 それは昂ぶりの証し…

 もう迷わない…

 人差し指の指先を伸ばし、マチの隙間に忍ばせていく。


「は…ん…ゃ…んっ…」
 碧はそう喘ぎ、ビクンと腰を震わせる…
 俺の太腿が間に入っているから、脚を閉じようにも閉じられないのだ。

 そして俺は再び乳首を吸い、舐め、舌先で弄り…
 指先をゆっくりと股間の濡れそぼっている合わせ目へと伸ばしていく。

 閉じていた合わせ目に指先を伸ばし、スーっと撫で、中へと忍ばせる…

 中は…

 熱く…

 ヌルヌルと濡れていた…


「はぁぁ…じ…じ…ゅ…ん…んん…」

 碧は喘ぎとも、吐息ともつかない声で、俺の名前を呼んできた…
 そして、それは、俺に対する完全なる肯定の意味に聞こえたのである。

 ニュチュ……

「はぁぅ…ぁ…ぁぁ……」 
 人差し指の第二関節まで挿れていく…
 ビクンと震え、両脚で俺の太腿をギュッと挟んできた。

「み、みどり…」
 そしてこの囁きは、先の肯定の喘ぎの応えである。

 囁きに…

 愛を…

 愛情の想いを込めて囁いたのだ。


 この俺の下で、喘ぎ、快感に震えている幼い女性を…

 つまりは…

 大人へと歩み出しているこのJKの碧のことが…

 可愛いくて…

 愛しくて…

 堪らない…

 そして…

 その幼さなさの下に隠れている…

 女の艶気の存在に…

 俺は気付いた…


 ああ、碧ぃ…

 ヤベぇ、かわいい…

 堪らねぇ…



 まずは、ゆっくりと指先で解してやらねば…

 そう…

 この熱い、濡れそぼっている肉の中は、まだ、緊張で硬いのだ…

 指先で柔らかく、軟らかく…

 解してやらねば…

「は…ぅ…くぅ…ゃ…ん…んん…」

 乳首を舌先でグリグリと弄り舐め…

 ニュチュ、ニチャ…
 
 まずは人差し指一本で、中を柔らかく、軟らかく解ぐす様に、優しく、ゆっくりと回していく。

「は…んん…ん…」

 肩を掴む碧の指先がギュッと強まってきた…

 カラダの湿り気が増してくる…

 感じている…

 昂ぶってきている…

 現れだ…


「…んん…ん……」

 必死に喘ぎを抑えている、この微妙さがまた、俺の心を刺激し、昂ぶらせてきていた…




 

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