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煌めく波濤(はとう)

第1章 煌めく波濤(はとう)

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 次の朝…

 俺と碧の二人は風の状況で、また、再び、あの秘密のポイントブレイクの崖下の海にいた…

 そしてまた、二人だけであった…

「うわぁ、サイコーねぇ…」

「そうだなぁ、サイコーだ…」

 そんな俺と碧の二人の顔には、少し強めなオフショアの風に煽られた…

 遥か南から、紺碧の海を渡ってきたウネリから生まれる…

 波の…

 波濤の…

 波しぶきが吹きかかり…

 そしてその波濤のしぶきが太陽に照らされ…

 まるでグリーンのシャワーの様に…

 煌めいていた…


「ねぇ、純…
 いい波に乗れて…
 いいJKのわたしにも乗れてさぁ…
 サイコーじゃん…」

 そして碧はそう叫びながら…

 そんな煌めく波濤のしぶきを浴びながら、波に乗り…

 崩れていく波の向こうに走り去って行く…


「うん…
 サイコーだよ…」

 俺が、浜で拾ったJKは…

 サイコーな女子高生であり…

 サイコーなサーファーであり…

 サイコーに大切な女になった…


 リスキーでデンジャラスな三日間のサーフトリップが終わろうとしていた…


 だが、終わりでは無く…

 これからの二人の…

 新しいサーフトリップの始まりなのだ…



        to be continued…





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