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憂鬱な淫夢…

第3章 また来るね…

 ① 禁断の昂ぶり 


 ついに俺は…

 禁断の扉を…

 いや、禁断の口を開いてしまう…




「あん、い、痛い、歯を立てないでよ」

 とてもじゃないが、奴の鬼頭、いや、亀頭が大きくて、歯が当たり、そして顎が疲れてしまう…

 だが…

 なぜか…

 心の奥底ではゾクゾクとした心の昂ぶりが湧き起こり、そして、ウズウズ、いや、ビンビンとまた再び、俺のポークビッツを奮い立たせてきていたのだ…

「ああん、気持ちいい…
 だからぁ、慌てないでぇ…」

 段々と、舐め、しゃぶっているのが心地よく感じてきていた…

 そして…

 硬い、固い、堅い、のだが、やはり筋肉の塊なのだろう…
 得も言われぬ感触であるのだ。

 そして…

 熱く、ビクビクと口の中で小刻みに震えてくるのが、俺の自身ともシンクロしてきたのか心も震えてくるのである。

 舐めるって…

 しゃぶるって…

 フェラチオって…

 こんなに気持ちいいのか…
 
 半年前に別れた、いや、フラれた彼女も…
『フェラって感じる』って言っていた。

 だが…

 まさか、理解できるとは…

「ああん、気持ちいいわぁ、ねぇ、握って、動かしてよぉ…」
 その奴の言葉に無意識に反応してしまう。

「ああ…そう、気持ちいい、自分で感じるみたいにさぁ、動かしてぇ…」

 そう、自分で感じるように…

 俺はいつの間にか、夢中に舐め、しゃぶり、扱いていく。
 
「あっ、や、ん、っあっ…」
 すると、太い筋肉の塊である根元が、ピクピクと、そしてビクビクと全体的に小刻みに震えてきた。

「んっ、あ、や、んっ…」

 おっ、イクのか、出るのか…



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