テキストサイズ

憂鬱な淫夢…

第3章 また来るね…

 ② 禁断の昂ぶり


「んっ、あ、や、んっ…」

 おっ、イクのか、出るのか…
 そう思った瞬間であった。

「ああんっ、っんん…」
 俺の口の中で大爆発をしたのだ。

 うぐっ、むっ、む、む…

 ビクッ、ビクッ、ビクッと三回大きく震え、大放出をしてくる。

「あん、はぁぁぁ…」

 熱く、独特の苦味と、トロリと粘りのある液体が口の中一杯に溢れ、口元からこぼれ落ちてくる…

「う、む、むむぅ」 
 そして俺は慌てて口を開き、吐き出した。

「あん、ありがとう、お口て受けてくれたのね…」
 すると奴は感極まった目をし、そう囁いてくる。
 
 だが、本当は口を離すタイミングがわからなかっただけなのだ…
 それが結果的に口で受け止めるというカタチに繫がったのだ。

「ありがとう」
 奴はそう言いながら、精液塗れの俺にキスをしてきた。


「はぁぁ…」
 奴は満足の吐息をし…
「ふうぅ…」
 俺は複雑な想いのため息をする。

「うぅん、好き、大好きぃ」
 奴はそう囁きながら抱きついてきた。

 そして俺の心の奥底には、さっきまでの嫌悪感的な類いは消えているのを秘かに感じていたのだ…
 
 そして…
「ねぇ、また来るね、また来ていいでしょう…」
 そう奴は言う。

「今度はわたしに挿れてよ…」

「え…」
 ドキッとしてしまう…
 
「わたしの処女を上げるからさぁ」

「え、処女…」

「うん、お尻はまだ処女なの…
 今まで、痛くてなかなか入らなかったんだけどさぁ…」

 でもね、アナタのポークビッツなら、すんなり入るかなあって…



 そして奴は…

 ニッコリと微笑みながらそう言ってきた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ