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おっさん、女子高校生になる。

第1章 なぜこうなった?

私は、ちんこ触った手で壁ドンするな!と心の中で叫ぶ。
しかしハゲオヤジはそんなこともおかまいなしに顔を近づけてきた。


くっ……臭い!


ハゲオヤジが口を開けると、ネバッと糸が引いてるのが見えた。


「うっ…」


最悪だ。
絶対こんなのとキスしたくねえ、ゲロゲロ!


「す、鈴木っ…」


ハゲオヤジが鼻息荒くして唇を尖らせ近づいてきたので、私は思いっきりハゲオヤジの股間を蹴りあげた。


「…っも!!」


ハゲオヤジは謎の「も」という言葉を発し、私から離れた。…少し顔に唾が飛んだが。


「…っ!」


股間を押さえてうずくまるハゲオヤジを残し、私はすぐさま顔と手を洗い、トイレを出た。



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