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おっさん、女子高校生になる。

第1章 なぜこうなった?

しかしパンツをずり下げた姿では、なんのごまかしにもならなかった。


すまない、花子…。
ハゲオヤジに股間を見られてしまって。


気まずい空気の中、私はパンツをそっとあげて立ち去ろうとした。


「待ちなさい、
もしかして…誘っているのかね?」


……は?(゜ロ゜)


「私の勘違いかもしれないが、
君は前から私をよく見ていただろう?」


そりゃおもいっきり勘違いだろうな。


「今日も廊下ですれ違った時、
私と目があった」


そのハゲ散らかした頭を見ていたんじゃなくて?


「そして今、君はここに入って来た。
どう考えても偶然とは思えない」


そう言うとハゲオヤジは洗ってない手でいきなり壁ドンしてきた。



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