おっさん、女子高校生になる。
第1章 なぜこうなった?
暫く走って後ろを振り返ると、ハゲオヤジが追ってくる様子はなかった。
息を整えながら壁にもたれる。
…………まずい。
まずい、まずい、まずい!!
早速バカなことをしてしまったぞぉぉぉ!!
花子にあのハゲオヤジと二人きりになるのは危険だと言うことを知らせなくてはっ!!
私はすぐさま教室に戻り、机の中からノートとペンを出して『花子へ』と書き出した。
「何書いてんの?」
茶髪娘が私のノートを奪っていく。
「花子へって、はあ?
自分宛に何書こうとしてんの?
遺書かよw」
「……」
「てかさぁ、やっぱ人数足りないから
合コン出なよ。
あ、でもマスクはしてね?」
「ええっ…」
なぜか茶髪娘には逆らえない。
私は渋々、合コンに参加することになった。
息を整えながら壁にもたれる。
…………まずい。
まずい、まずい、まずい!!
早速バカなことをしてしまったぞぉぉぉ!!
花子にあのハゲオヤジと二人きりになるのは危険だと言うことを知らせなくてはっ!!
私はすぐさま教室に戻り、机の中からノートとペンを出して『花子へ』と書き出した。
「何書いてんの?」
茶髪娘が私のノートを奪っていく。
「花子へって、はあ?
自分宛に何書こうとしてんの?
遺書かよw」
「……」
「てかさぁ、やっぱ人数足りないから
合コン出なよ。
あ、でもマスクはしてね?」
「ええっ…」
なぜか茶髪娘には逆らえない。
私は渋々、合コンに参加することになった。